これからの介護

2011年11月17日

介護について

カテゴリー: 未分類 — admin @ 6:10 PM

2007年に高齢化率が21%を超え、今後もさらに高齢化が進むと思われる日本社会。そんな社会における、高齢者を支える重要なファクターたる介護業界では人材不足が深刻となっています。元より若年層から人気の高い業態ではありませんが、その中でさらに離職率も高いことも人材不足の原因であるようです。介護士の養成学校では年々入学者が減少し、閉鎖してしまう例も少なくないとか。このことは介護に限らず、多くの大学でも閉鎖が相次いでいるように、そもそも学生の母数が減っていることに起因する現象ではあるので、ある程度仕方のないことなのかもしれません。
「介護業界は人気が無い」と言われてしまう理由の一つに、その業務内容が挙げられるでしょう。「お年寄りと接することができる」というとほのぼのとした印象を受けるかもしれませんが、介護が必要なお年寄りが介護の仕事に求めるものは想像以上に過酷です。現場では食事や移動の補助はもちろん、下の世話まで任せられるのが普通であり、老人ホームでの交流会のような催しごととは一線を画していると言えます。また、介護の対象となるお年寄りはその死期が近いこともあり、実質、介護が医者とはまた異なるアプローチによって、命を扱う仕事になってしまうことも不人気に一役かってしまっています。一手間違えると介護相手の命を奪ってしまうかもしれない、あるいはその死に立ち会うことになるかもしれないというプレッシャーは測り知れるものではありません。
社会の一線から退いたお年寄りのケア。それは、見方によってはあまり生産的な活動ではないのかもしれません。しかし、今の日本にとって絶対に必要な活動です。そのためにも、これからは介護に携わる人たちのケアも重要な課題となっていくでしょう。

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